「親との距離について」
このところ「毒親」という言葉を耳にする機会が増えました。
親子関係の中には、子どもへの過度な干渉や否定、ネグレクトなど、深刻な問題を抱えている場合もあります。
子どもの頃に受けた言葉や態度が心に残り、大人になってからも苦しさを感じることもあるでしょう。
一方で「毒親」という言葉はとても強い表現でもあります。親との関係に苦しんでいるとき、
その言葉がかえって自分の心を苦しめたり、罪悪感を抱いてしまったりすることもあるのではないでしょうか。
「どうしても親を受け入れられない」と感じるのであれば、無理に近づく必要はありません。
まずは 自分の心を守るために、適切な距離をとることも大切です。
以前「手放す」ということについて書きましたが、親との関係も すべてを受け入れようとするのではなく
「自分が穏やかでいられる距離」を見つけることで、少し楽になることがあります。
介護などで同居していて 物理的に距離をとることが難しい場合もあるでしょう。そんなときは
「ここから先は親の問題」と心の中で境界線を引くことも、自分を守る一つの方法です。
まずは「自分の心を大切にしながら、自分にとって無理のない距離を探してみる」
それだけでも 親との関係や、自分自身の気持ちが少しずつ変わっていくことがあるのではないでしょうか。