親の介護について少しお話しします
私の母は75歳頃から認知症の症状が現れました。
しばらくは自宅で介護をしていましたが、その後グループホームに入所し、現在は父と同じ施設で生活しています。
母は常時介護が必要な状態で、施設のスタッフの皆さまには日々大変お世話になっています。
父は現在96歳です。認知症はありませんが、足腰が弱くなり 移動のほとんどを車椅子で行っています。
もともと父は母を自宅で介護していました。いわゆる「老老介護」の状態で
周囲も心配し 施設への入所を勧めていました。
しかし父には「家族は家でみるもの」という強い思いがあり、
なかなか考えを変えることができませんでした。
私自身もどうしたらよいのかわからず悩んでいたのですが、当時のケアマネジャーの方が
「このままではお父さんが倒れてしまいますよ」と父に話してくださり、
それがきっかけでようやく施設入所を決断することができました。
実際、父は夜中に徘徊する母を見守るため十分な睡眠が取れず、
いつ体調を崩してもおかしくないような状況でした。
家族の言葉には耳を傾けてもらえず、途方に暮れていた時でしたので、
専門家の方が間に入ってくださったことは本当に大きな支えとなりました。
介護について悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
親子だからこそ ついきつい言葉をかけてしまったりすることもあります。
そうしてそんな自分を責めてしまうこともありますよね。
すぐに状況は変わらなくても 誰かに話すことで心が少し軽くなり、
親御さんに対しても今までより余裕を持って接することができる場合もあります。
愚痴や不安な気持ちを話すだけでも構いません。ひとりで抱え込まず
どうぞお気軽にご相談ください。